代表挨拶
西村浅盛商店は、1950年の創業以来70年以上に渡り、本場・枕崎において鰹節の製造を行って参りました。枕崎鰹節の魅力をより多くの方々にお伝えし、そして日本のだし文化を守り続けることが、私たち鰹節製造業者の使命だと考えております。
現在枕崎は日本一の鰹節生産地となり、全生産量の4割を占めるまでに成長致しました。和食が世界無形文化遺産に登録され国内外で和食への関心が高まる今、枕崎の鰹節製造業者の果たす役割は大きくなってきております。
「本場・枕崎の鰹節が持つ魅力をもっとたくさんの人たちに伝えたい。」この想いを胸にこれからも上質な鰹節をつくり続けます。
会社概要
鹿児島県枕崎市宮前町166番地
FAX 0993-73-1800
沿革

三百年の歴史
1707年(宝永4年)に鰹節製造の技が伝わった鹿児島県枕崎。
三百年以上の歴史を誇り、国内生産量の4割を占める日本一の鰹節産地です。
2011年(平成23年)には「枕崎鰹節」を地域団体商標として登録。厳しい規格を満たした鰹節のみが「枕崎鰹節」として認定されるようになりました。特定第3種漁港の枕崎漁港では、年間約6万5,000トンものカツオが水揚げされ、市内に点在する50以上の鰹節工場の煙突から燻煙が立ち上ります。
5月5日(こどもの日)には、こいのぼりに代わって「かつおのぼり」が大空を泳ぎ、市のシンボルマークにも描かれているカツオ。まちの食堂では「ぶえん鰹」や「鰹船人めし」など、新鮮なカツオを使った枕崎ならではの食文化を楽しむことができます。
枕崎は歴史・社会・文化を通して、鰹のまちとして栄えてきました。
農林水産大臣賞を二度受賞した本物の品質

1950年(昭和25年)の創業以来、一代目西村浅盛の時代から「基本に忠実な昔ながらの製法」で作る鰹節。西村浅盛商店は、ひと際「だしの力」と真摯に向き合って参りました。
仕入れでは鮮度・魚質・脂のりなどを吟味し、鰹節に最適なカツオを厳選。朝一番の7時から工場には活気が溢れます。
薪に火をつけ、まずはカツオの生処理。頭と腹皮を切る頭切り包丁、背皮はぎ・三枚卸をする身卸し包丁、背側と腹側を分ける合い断ち包丁の3つの包丁を使い分け、素早く丁寧に処理します。特に重要なのは背側と腹側の合い断ち。美しい鰹節の形態に大きく寄与するため、どの鰹節工場でも最も経験のある責任者が担当しています。
「おいしい鰹節づくりは、よい煮汁づくりから」という考えのもと、西村浅盛商店ではより澄んだ煮汁での煮熟工程を追求しています。人手を惜しまず、丁寧に灰汁をとり続けること約2時間。独自の煮熟技術で生じる煮汁は黄金色に輝き、カツオの旨みがギュッと濃縮。黄金の煮汁でじっくり煮熟するとで、「だしの力」を余すことなく研ぎ澄ませた鰹節が生み出されます。


長年の研鑽によって培われた知恵と技が結実した鰹節は、「香りと旨みが際立っている」「通常の半量でも十分なだしが取れる」という多くのお声をいただいており、四年に一度開催される全国鰹節品評会では最高賞である農林水産大臣賞を二回、水産庁長官賞を四回受賞する栄誉を賜りました。
本場の本物 本枯節

一般的に流通している鰹節は「荒節」と「本枯節」の2種に大別できます。
荒節は煮熟や骨抜き、焙乾などの工程を経て2~3週間ほどで完成し、香りと旨みのインパクトが強いのが特徴。スーパーなどに並ぶ鰹節の大半は荒節です。
一方、荒節から更に乾燥とカビ付けを繰り返し、2か月以上の熟成を経て完成するのが本枯節。まろやかな旨みの澄んだだしが取れることから、料亭などで重宝されています。時間と技術を要するため、近年では本枯節を製造する鰹節屋は減少傾向にあります。
西村浅盛商店では、荒節から本枯節、粉砕、だしパックまで鰹節に関する幅広い商品を製造しており、オリジナルブレンドのだし製造も対応しています。
伝統の技とこだわりの工程を守りながら、鰹節本来の香りと旨みをより沢山の方に知っていただきたいと願っています。
安心安全
平成26年に工場をHACCP対応型に改修し、平成31年1月には「鰹荒節」製造において大日本水産会からHACCP認証を取得。
伝統的な製法を維持しつつ、高品質で安心・安全な鰹節を提供しています。
- 対米HACCP(FDA施設登録済み)
- HALAL認証・ISO22000(粉砕工場)
- 原料受入から製品出荷までのトレーサビリティ体制
輸出実績
三百年の歴史を誇る枕崎鰹節を海外へ。
英語対応可能なスタッフが在籍しており、輸出にも積極的に取り組んでいます。